from 8月の真ん中

ぽつぽつ書き連ねています

好きな服ばかりを着るわけにはいかないジレンマ。制服が羨ましい。

今週のお題「好きな服」

 今日!と決めた日に着ていく、勝負服こそが「好きな服」という方。
どんなシーズンでも着回しのできる、オールマイティープレイヤーな服が「好きな服」という方。
皆さんの中で「好きな服」というのは、どういう位置づけで、どんな基準で選ばれているんでしょうね。私の中の「好きな服」は、いつも着ていておかしくない服ですね。




 初めに言ってしまえば、私はあまりファッションというものにあまり興味が無いのでしょう。
好きではないのでしょう。
私は服を選ぶのに時間が掛かる人間で、その時間が面倒だといつも考えてしまう。ただ、ファッション好きな友人にしてみれば、「服を選んでいる時間が楽しいんだ」と言います。うーん。私には向いていない。
 ですから、好きな服がいつも着ていておかしくない服であってほしい、と思う思考の奥底には朝に服を選ぶ時間が面倒だと思ってるせいです。長いんです、優柔不断なんです。ファミレスでもメニューを決められないんです。

 例えば友人との約束の前日、クローゼットの中にある服をフリーマケットでも始めるかの如く扇状に広げ、姿見で一人ファッションショーを行っても翌日の微々たる天候の変化、テンションから、またコーデを構築しなおし…それにもかかわらず、ドアノブを握った後で再び来る疑惑。結局昨日のコーデに戻ったりと、極度の優柔不断。酷いんです。

 だったら、好きな服を何着も買い毎日同じ格好で行けば、時間も掛からないし、気分よく一日を過ごせるんじゃないかと思っているんです。
毎週毎週を同じ服で乗り越える度にそれは、私の生活の中に浸透し、馴染み、一体化します。
消防車が赤いように!広島カープが赤いように!私の服はその色で、その服でなくてはならないようにするんです!
 そうして、その服を自分の制服に変えてしまえば朝の微々たる時間も節約できます。イイデスネ。
 

 ただ、同じ格好ばかりする生活の中で毎日同じ生活空間(学校や会社など)に行く時に恐れる呪文は

「あいつ…いつも同じ服きてない?」

はい。

「お、同じ服何着も持ってるだけだし!」と心のなかで三回唱えれば、呪いはとけます…少し。

 そういった言葉が気にならない優柔不断な方は、とてもお勧めです。好きな服オンリー生活。