夏を待っていた…夏がくるまでは。
気象庁のサイトによると、関東甲信越地方では例年7月21日に梅雨明けを迎えているようですが…
もう庭先の土はカラッカラだよ!!
はい。
昨日、東京では最高気温34度という夏真っ盛りな気温をみせつけてくれました。
差す陽は痛いくらいに眩しく、アスファルトもギラギラ光っちゃって。
『夏っぽい画像』で検索してみては、「夏が待ち遠しいよ」と漏らしていた自分ですが、
こんなんじゃないよ。こんなんじゃ。
吹く風はどこか涼しくって、透き通る川と青々しい草原で囲った景色の中に、麦わら帽子を被った白いワンピースのあの子が、笑顔で夏への帰省を喜んでくれている。そんな画像をよく探しては夏を待っていた。夏がくるまでは。
ただ、そんな子はこの東京という街…どこに行ってもいないけれど。
吹く風は生温く、扇子であおいだってなんのその。
そんな東京の夏だけれど。
青々しい草原はどこにもないけれど。
透き通る川もないけれど。
暮らすなら草原なんかより、少しでも安いスーパーが近所にあったほうがいいよなと、思いながら暮らすのが実際の私の夏。
そんなことを考えていると、季節ってのは来るものじゃなく、迎えに行くものなんだなと思ったりする。
夏だから夏を感じれる場所へ、遊びを。
冬だから冬を感じれる場所へ、遊びを。
ただ暮らしている中で、季節感を感じるってのは難しことだと思いますよ。
そういえば、自分が小学生の頃の夏はこんなに暑かっただろうか?
この話題はもう身近なところで話し尽くされているかもしれないが、何故か子供時代の夏ってのは今より涼しかった気がするんです。
いや、もう詳しい暑さなんて覚えてなくて景色と、楽しかったどうかのそれだけのような気がする。
そう思うと思い出補正なのかなと思いもする。
周りの先輩に聞いても後輩に聞いても「子供の頃はもっと涼しかった」と言っているような気がする。
皆さんの子供時代の夏って涼しかったですか?